舎利子 道 自己認識療法のブログ

舎利子 道 健康とスピリチュアル・瞑想のブログ

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身体のサインから心の不調を見つけよう。内観の応用。

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日頃から、肩がこる、背中が傷む、腹痛がするなどの不調はありますか?

 

人間の身体というのは不思議なもので、心の不調と身体の不調、どちらか一方がもう片方を起こすことが知られています。

 

 

例えば・・・

 

 

  • テスト前で緊張する、とても不安 → 腹痛・下痢を起こす。
  • 空腹で頭が回らない、不快 → イライラする。つい他人に当たり散らしてしまう。
  • 天気が悪い、湿度が高い → 何となく暗い気分になる。
  • 気持ち悪い虫を見た → 食欲がなくなった。

 

挙げ始めると、いくらでも思いつきます。

 

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この理屈を応用し、いつも身体の痛む箇所に焦点を合わせれば、その痛みを引き起こしている心理的原因を知ることができます。

 

日頃から良く痛む場所があるなら、リラックスしてから目を瞑って、よーくその痛みを感じ取ってみましょう。

 

 

その痛みはあなたにどのような感情をもたらしているでしょうか?

 

あなたが日頃から持っているその感情が、実は痛みを引き起こしているとしたらどうでしょう?

 

 

常に言葉にはできないような不満や心配、説明はできないけれども漠然と抱えている不快な感情はありませんか?

 

 

その感情を意図的に強くしたり、弱くしたり出来るでしょうか?

 

その感情を弱くした時に、身体の痛みまで楽になることは気づきますか?

 

 

自分の感覚に焦点を合わせて、集中し、感じ取る。

 

これは、立派な瞑想のひとつです。

 

心をカラッポにしてみたり、滝に打たれて苦しい思いをすることだけが瞑想ではないのです。

 

 

日頃から気づいていない自分の感情や感覚を客観視するというのは、意外と難しいかもしれません。

 

しかし、例えばあなたが今怒り出したとしたら、無意識のうちに下腹部に力が入り、目は吊り上がるでしょう。これは自覚できますよね?

 

この反応と全く同じ仕組みがあなたの身体で働いています。

原因の分からない慢性的な痛み、不調は心を整えることで改善することが出来るのです。

 

 

実際、肉体は心と体を区別していません。

心が整えば、身体のほうも自然に整ってきます。心と体は一心同体です。

 

 

どちらか片方だけが不調を起こすというのは、実はとても稀なことなのです。

 

心の不調を長年患っていると、身体もその心の状態を固定されるように訓練されてしまいます。

ですから、不調を患っていた期間が長ければ長いほど、身体の方も治すまでが大変です。

 

感覚の鋭さや得手不得手には個人差があります。

すぐに結果を出すことは難しいかもしれません。

 

瞑想は、少しずつ根気よく続けることが何より大切です。

 

 

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