高血糖の解消方法 瞑想と感覚の視点から
日頃からそこまで大食を意識していないにも関わらず高血糖になってしまう方は比較的多くいらっしゃいます。
遺伝的な体質もありますが、特に歳を取ってきて高血糖を発症してしまった場合、糖尿病の悪化を予防しておくためには、事前よりしっかりと食事や運動をコントロールしておく必要がありますね。
先天性の場合を除けば、高血糖、高脂血症は生活習慣によってほぼ改善することができます。
ところで、高血糖のあなた。
若いころの身体と、今現在の身体。筋肉の質や身体の重さ、動き、感覚など、体調が大きく違うことに気がついていますか?
後天的に発生する高血糖は、運動不足、過食が引き金となって起こりますが、結論から言えば栄養バランスの偏りや、消費カロリーに対して摂取カロリーが過剰になることによって起こります。
歳を取ってくると、若いころよりも筋肉が落ち、代謝は下がり、若いころと同じように動くことが辛くなってきます。
そのため、無意識にその辛い状態を避けようとしてしまい、どうしても活動量は下がりがちです。
筋肉が削ぎ落ち、運動量は下がる。にも関わらず、若いころと同じペースで飲食を繰り返していれば、肥満や高血糖になるのも当然と言えるでしょう。
ところで、日頃からあなたは自分の身体をどのような感覚に置いておくことが好きでしょうか?
これは、言葉で表現することが少々難しい話ではありますが・・・
- ずーっとこたつに入って緩ーく生きていたい。
- 体中をあまーい状態にしておきたい。
- 睡眠、脱力こそ至高。
- やわらかいフワフワの生クリームで体中を満たしておきたい。
このような思考を無意識のうちに持っていないでしょうか?
このような感覚を好むという「意図」を日ごろから持っていると、身体もまた無意識のうちにそのような状態を欲するようになります。
ある意味、引き寄せの法則と言えるかもしれません。
甘い思いをしたいという欲の強い人は、甘いお菓子や高コレステロールのお菓子をよく好みます。
体中の筋肉を内側からべとべとの状態で満たしておきたいのです。
そして、そのような欲を日ごろから持っていると、自然とその感覚を保つための食物を欲するようになるのです。
このようにして、どのような感覚を日ごろから纏って生きていたいか?という「意図」は、自身の健康を大きく左右します。
では、このような状態を解消するためには、どのようにすれば良いのでしょうか?
そのために最も有効な方法のひとつは、「感覚の入れ替え」です。
筋肉が動くときの軋む感覚、酸素が全身に行きわたり、取り込まれ全身の細胞が呼吸をする感覚、そこに感じる重さ、スムーズに動く身体・・・
あなたは、これを望み、欲することが出来るでしょうか?
イメージトレーニングです。
頑丈な身体、強い力を発揮できる筋肉。これを想像してみましょう。
(難しければ、何かのキャラクターになりきっても良いかもしれません。演技です。自分がケンシロウ、孫悟空などになって実際に身体を使って動くことを想像してみましょう。)
これを日ごろから意識してみましょう。
すると、引きつりを起こす筋肉、スムーズに動かない関節、思い通りに動かない身体が嫌でも気になってくるはずです。
自分の日頃から意識を合わせている焦点によって、日々の健康は大きく左右されます。
それが10年・・・20年と蓄積していくと、徐々に不健康な方向に引っ張られ、いずれは病気を発症するのです。
日頃から、どのようなつもりで生きているか?は、人生を方向付けるとても大切な感覚です。
あなたは、日頃からどのような「感覚」を纏って、感じて生きることが好きですか?
一度瞑想で探ってみると、健康維持のための智慧が得られるかもしれません。
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