チャクラを感じ取るための練習 オーラヒーリングの基礎
チャクラが作り出すオーラの働き
身体に存在するチャクラは、それぞれのチャクラが担う波長を作り出し、身体で代謝する役割を果たしています。
七つのチャクラのひとつひとつは、実際には小さいチャクラがたくさんよせ集まってできたものです。
小さいひとつひとつのチャクラはそれぞれが少しずつ異なった働きをしており、各々が固有の波長を放出し、特定の「対象」と繋がることでその対象を認識させる役割を果たしています。
例えば、第二チャクラであるセイクラルチャクラ・質量(性)のチャクラも、複数のチャクラの渦が寄せ集まって出来ており、それぞれの小さな渦は別々の働きを持っています。
ざっと挙げるだけでも、小さな渦には別々に以下の働きがあります。
- 筋肉の質感
- 血液循環
- 免疫
- 肉体的な感情(喜怒哀楽)
- 金銭欲
- リズム感
- 相互依存
- 美意識
- 人間関係の構築(特に肉体関係や地位)
- 胆力
- パワー
- 栄養状態の感知
- 内臓感覚
これらは波長としては極めて似たグループに属していますが、働きとしては各々が全く異なった分野に用いられていることが分かると思います。
そして、これらの違いを各チャクラごとにひとつひとつ精細に捉えることができると、チャクラの形がよりはっきり見えてくるようになります。
チャクラが波長・エネルギーを発生させる理由は、
すなわち、他人のチャクラを観察するためには、自分の同じチャクラもまた開いていなければ、観察することができません。
少なくとも、そのチャクラが保有する対象や概念を感覚的に知っていなければ、自分がその波長に意識を合わせることができず、認識することもできなくなるのです。
チャクラを視るための具体的な訓練は?
様々な感覚や概念を養い、それぞれの感覚を正しく感じ取る練習をしなければ、すべてのチャクラを整えたり、使いこなすことができません。
こんにち、チャクラやオーラを鍛錬したり、鍛えたり、捉える訓練方法を挙げている書籍は数多く存在しており、チャクラを開くための様々な運動、ストレッチ、滝行や修行、瞑想などがいろいろな本で紹介されています。
これらの訓練は、確かにチャクラを刺激するためには有用ではあるのですが、本質的には、チャクラ自体の波長を自分が直接感じ取り、その感覚を覚えて日頃から使うように心がけなければ、チャクラを真に開き、波長を自在にコントロールすることはできません。
また、各々のチャクラが担っている感覚や観念、波長を飛ばしている対象は上述のように全く異なるため、それぞれの感覚と対象を別個に捉える練習をしなくてはなりません。
中には、捉えることが非常に簡単な波長がある反面、捉えることがとても難しい波長が出てくるでしょう。また、自分自身が特定の対象にトラウマやカルマを持っているために、捉えるだけで苦痛を感じ、波長を合わせる、観察することが非常に難しく感じるケースも出てきます。
チャクラを捉える技術は、一朝一夕では完成しない
上記の理由もあり、チャクラを捉える訓練をしていると、精神的な負担を非常に強く感じる分野が次々と出てくるでしょう。
最終的には自分自身の在り方やトラウマ、フラストレーションと直面し、解決しなければならない壁が次々と立ちはだかるようになります。
現代人は、日頃から気付かないうちにそれだけ莫大な量の精神的ブロックを抱え込んでいるのです。
精神的ブロックはチャクラを捉えるブロックとして直接機能するため、結局はそれらにひとつずつ丁寧に取り組んでいかなければ、すべてのチャクラを捉えるための視野を得ることができません。
嫌な物事、嫌な人間と感じるものほど、自分自身が精神的ブロックを山のように蓄えているのです。
臭いものに蓋をする、という精神的な所作自体が、自分自身のチャクラを直接ブロックしてしまうわけですね。
ここまで書いておいて今さらではありますが、自分の精神的に弱い部分を克服するというのは、非常に厳しい修行でもありますので、
最初はあまり欲張ろうとせず、自分が感じやすい範囲のチャクラをまずは訓練するようにしてください。