オーラの特徴とメカニズム オーラとは何か?
オーラってなんだろう?
オーラとは、身体から出ている一定の波長です。振動数や周波数とも言われます。
オーラと言われると話には聞いたことがある、漫画で読んだ、具体的にどういったものか?本当に存在するのか?
何となくイメージできるけれど、実際何なのか知らない方が多いのではないでしょうか?
オーラは物質として肉眼で見えたり、固体として力学的な強い力を持つものではありません。
東洋ではオーラの一部が「気功」として伝わっています。
漫画ではオーラで超能力を駆使して敵を倒したり、気功で相手を弾き飛ばしたりしていますが、本来はそのような物理的パワーを持つものではありません。
オーラやチャクラ、気功が題材として出てくるのは北斗の拳や、ドラゴンボールとか、ハンターハンター、ナルトとかですね。面白いですけどね?
人間の身体にとって、オーラとは血流・鼓動のようなものです。
その性質は体温や心臓の鼓動とも似ており、ある点では同一のもの見なすこともできます。
心臓の鼓動が止めば、人間の命は維持できません。すなわち、鼓動が常に感じられるということは生きている証拠と言えるわけです。
オーラは、例えるならばこの心臓の鼓動と似た性質を持っています。
オーラの持っている周波数が肉体から正しく発し、維持されているか?は、肉体が正常な働きを、代謝を維持しているか?を表すことになるのです。
オーラには様々な種類が存在し、そのもつ役割の範囲も幅広く存在します。
例えばオーラは人間の感情の表出を司っており、喜怒哀楽をはじめとしたあらゆる感情は、ある特定の周波数を持っています。
スピリチュアルでよく高い波動を感じる、悪い波動を感じるとか表現しますが、実はこのオーラに含まれる感情を感じ取っているわけです。
特に波長を感じ取ることを日ごろから意識していなくても、他人が激怒していたらその感情を感覚的に理解することができますよね?感情をキャッチし、感覚的に理解する、波長を受け取るというのは、まさにそのような感覚です。
感情というのは特定の周波数を維持することで保たれますので、逆に言えば、周波数を維持できなければ感情も維持できない、ということになります。
日頃から感情という特定の周波数を発するために、人間は無意識のうちに身体をその周波数に合わせた状態に調整しているのです。
物理学的にも、物質というのは特定の周波数を保持し、発する固体です。
酸素には酸素の波長が、鉄には鉄の波長があるのと同じです。
人間の身体でもその性質は変わらず、肝臓には肝臓特有の、心臓には心臓特有の周波数・代謝速度・性質があります。
そして、周波数というのは空間を通して伝播していきます(まさに電波のようなものなわけです)。
感情の表出には一定の周波数を伴うため、まるで音叉を鳴らすかのように、一つの肉体が発した感情は他の肉体を刺激し、感情は空間を広がり伝染していく性質があるのです。
このように人間の肉体は、感情的音叉としての役割を持つのです。
不機嫌な人が隣にいると、自分も不機嫌な感情を感じ、同調してしまうのはこのようなメカニズムがあるためです。
波長は、すなわち音と言い換えることができます。
音楽を奏で、それを聞くと感情が変化する、それと同じです。
ポップソングを聴いている時と、クラシックを聴いている時では自分の持つ感情が異なるでしょう?(よほど感情を感じることが苦手、鈍感な場合は分からないかもしれません)
これらの理屈が分かれば、集中して訓練を積めば、あなたにもオーラが自然と理解できるようになるでしょう。
いずれオーラを発する器官、チャクラも観察できるようになるかもしれませんね。
オーラの状態は健康と直結している
オーラの発する周波数は、すなわちその身体が健康であるか?を判断するためのバロメータとして使うことができます。
身体が臓器の代謝が正常な場合と、何かしらの不調や病気があり、正常な代謝が維持できていない場合、身体から発せられるオーラの動きや質には、極めて大きな差が出るのです。
例えば人の心臓の鼓動が止まっていたり、脈が飛んでいたり、身体が氷のように冷たかったとしたら、明らかに異常ですよね?
同じように、オーラにも明らかに異常で不健康な周波数や、健康な周波数が存在しているのです。
この「異常」と「正常」を細かく感じ取り、観察できるようになってくると、どこの臓器のどの場所に異常があるか?が判断できるようになるのです。
仕組みとしては、健康診断の血液検査やレントゲン、MRIなどと同じですね。
オーラに色ってあるの?
厳密にいえば、オーラに色と呼ばれるものはありません。
色が見えるのは、受け手である人間がオーラの波長を翻訳した結果です。
例えば、本を読んでいるとき、文字は文字でしかありません。文字自体には意図も意味もありません。
しかし、その文字の書かれた意図や意味を人間が理解し、言語化して意訳するからこそ、本に書かれている内容が理解できますよね?
これと全く一緒です。オーラのイメージをカラー化したものが視える色、というわけです。
赤、と書かれていれば●を、青、と書かれていれば●を人間はイメージします。
となると、実は翻訳の方法によっては見える色や存在が異なったり、場合によってはその意味も若干異なってくるのがお分かりいただけるかと思います。
オーラを正しく翻訳するためには相当精密なリーディングと、多くの訓練、鍛錬が不可欠です。
あなたは一朝一夕で英語が、ドイツ語が読めるようになりますか?
無理ですよね???
オーラを読むときは、何となくこんな感じがする、という誤りや誤訳により、読み違いをすることが良くあります。
訓練が不足しているヒーラーほどそうなりやすいでしょう。
ましてや、オーラは感情そのものを含んでいるものでもあるため、嫌な感情、避けたい感情の種類が多ければ多いほど、正しいリーディングは困難になっていきます。
例えば、医者は身体の悪い部分、気持ち悪い部分を正確に診断しなければなりません。
ヒーラーも同じです。患者を回復させるためには、吐き気を催すような感情や見るのもおぞましい感情と正しく対峙し、見極めなければならないのです。
それができないヒーラーは、ただの祈祷師や正しい処方ができない似非医者になってしまいます。
本来のスピリチュアルの技術を習得するためには、単にキラキラで心が軽ければ良い、というだけでは決して務まらないのです。
心の悪い部分を正しく理解して現実的に取り組む、これこそが、心の健康を保つ秘訣です。
オーラを感じるためのコツ
喜怒哀楽をはじめ、様々な感情自体がオーラと同じものと言えます。
あなたがもしも他人のオーラを観察したいなら、自分の発するオーラが強いと、他人のオーラをみることができません。
あなたが強い怒りや悲しみを発しているとき、周囲の人に気を遣う余裕もなくなるでしょう。
大きな爆音が鳴っている部屋では、ボソボソと喋る人の声は聞こえません。
すなわち、もしもオーラを観察したいなら、まずは自分自身の余計な感情や思い、思考、ひとくくりに「念」と呼ばれるものを打ち消す必要があります。
これが、オーラを観察するために「瞑想」が有用な理由のひとつです。「無の境地」です。
オーラの観察のためには、感情の「正見識」(正しく物事を見るという意味の仏教用語)を得る必要があるのです。
人間は日頃から余計なことに頭を働かせ余分な感情をたくさん抱えており、常に自分の内面のことで頭がいっぱいなので、なかなか他人の感情を素直にとらえる、という状態にはなれません。
しかし、これも瞑想を繰り返すなどして、自分の心情をコントロールできるようになると、徐々に感覚が研ぎ澄まされていくでしょう。
自分の心のうちにわだかまりがあると、他人を気遣う余裕など生まれるはずがありません。
そのため、もしもオーラを視たいなら自分の心の葛藤や偏見、問題を向き合う必要が出てくるのです。