第一チャクラ ルートチャクラ ベースチャクラの機能とメカニズム
第一チャクラ ルートチャクラは、ちょうど骨盤の真下、尾てい骨、会陰部とおしりの間に存在しています。
このチャクラが代謝・維持しているものは、生物としての物理的な「存在感覚」・「安定感」です。
現在の自分の立ち位置が環境的に安定しているか、グラついていないか、十全なものであるか、といった感覚を維持しています。
ゆえに、このチャクラが安定して働いていないと、強烈な不安感、依存心、心配、足腰の不安定感を持つことになります。
自分自身がしっかりと安定してその場に存在していることを認識するためには、肉体的感覚、医学的には特に筋感覚・位置覚と呼ばれる感覚が絶対不可欠です。
ゆえに、安定感や不安定感といった感覚を生きているうえで敏感に察知する人は、自然と肉体的な感覚・機能維持に注意を払うようになります。
そうして自然に敏感な肉体操作・筋力維持を求めるようになるのです。
強靭な肉体を維持・鍛錬を怠らない人が強靭なルートチャクラを持てる傾向にあるのは、こういった作用があるからです。
逆に、このチャクラが閉じてしまっている人(波長を作ることを止めてしまっている人)は、しっかりとした肉体機能を維持することに対して、価値を見出せなくなってしまいます。極端なケースになると、痛覚や筋肉の正常な感覚に対しても鈍感となり、いつの間にか筋肉の柔軟性や機能そのものに問題を抱え始めます。
ルートチャクラによってもたらされる安定感は、なにも健康な肉体だけで維持されているわけではありません。
社会的地位・金銭・人間関係や能力的自信・立場にも強い影響を受けるため、常に安定感というのは揺れ動いています。
何に安定感を感じるかは個人によってもまた異なるため、肉体が強靭であればルートチャクラが開いているわけでもない、というのがまた面白いところです。
しかし、この「安定感」をもたらす波長は、結局は筋肉の機能維持に直結するので、日頃から不安定感を感じることが多い人は、肉体的には極めて強靭でも、何らかの大きな身体的弱点を持っていたりします。
結論から言うと、ルートチャクラを安定させるためには自分の人生や環境を「盤石なものに整えること」です。
その手法は様々ですが、ゴールをそこに置かない限り、このチャクラを安定させることは難しいでしょう。
第一チャクラが代謝するオーラフィールド
第一チャクラが代謝したエネルギーは皮膚表面までの肉体全身を覆い、身体の物質的多寡を調整するバロメーターとして機能しています。
ゆえにこのチャクラが正しく働いていると、物理的な(正確には電気的・神経的な)身体機能を維持できるようになります。
感覚としては、皮膚表面にピリピリ走る電気的な感覚・痛覚としてとらえることができます。
もしも視覚化できるなら、皮膚表面を網の目状に張られた白いネットのように見えるでしょう。そのネットは常に光り輝き、電気的格子のように観察することができます。
肉体的に傷がついたり代謝が鈍化すると、その部分は暗くなり、電気が消えたように薄暗く見えるようになります。
この領域がいわゆる「経絡」と呼ばれるものと相関しています。(厳密には経絡は複合的要素です)
前提として、オーラフィールドを観察するためには、観察する領域のチャクラが正しく開いていること、そのチャクラの感覚を捉えられること、捉えた感覚を視覚化できること、この3つの条件が絶対必要になります。
日本人は人生に対して不安定感・依存心を抱えている方が多く、特に女性はこのチャクラを捉えることが苦手な方が多いでしょう。
なかなかに高いハードルだと思いますので、焦らずに少しずつ訓練してくことをおススメします。