舎利子 道 自己認識療法のブログ

舎利子 道 健康とスピリチュアル・瞑想のブログ

医学・哲学・スピリチュアルから多次元的に理論構築・健康改善のヒントを発信。

チャネリングとは何か? 理論とメカニズム 注意点

 

チャネリングとは何だろう?

f:id:FELICY:20191012125415j:plainチャネリングとは、自分の意識外にある何かしらの存在から、様々な方法で情報を受け取る技術です。

 
その手法は古来から数多くの種類があり、文化や民族、人によって方法が異なります。
 
例を挙げるなら、日本より古来から伝わる、幽霊やキツネを降ろすイタコ、霊媒師、インディアンの自然神信仰、神降ろし、キリスト教に伝わる神託など・・・
 
 
 
それぞれの信ぴょう性はまあ別としても、このように世界各地の様々な文化で似たような手法が伝わり、文化的に根付いていました。
 
 
 
そんなこと本当にできるの?と疑心暗鬼になる方は非常に多いと思います。
 
 
 
実際、チャネリングより得られる情報が正しいとは全く限らないので、正しい情報の受け取り方、使い方をマスターしなければならないのですが・・・・
 
チャクラやオーラの観察、瞑想を極めたいなら、最終的にこの技術の習得は避けて通れるものではありません。
 
 
 
何をチャネリングと定義するかにもよるのですが、実際のところチャネリングを行うために必要な技術と、オーラやチャクラを観察する、自分の心を内観・観察する、という技術は、根本的には同じなのです。
 
 
 

いずれも、特定のレベルの周波数に自分の意識を合わせる、という技術が必要となります。

 
 
 

 チャネリングの仕組みとたとえ

f:id:FELICY:20191012125533j:plain

チャネリングとオーラの観察、瞑想による内観、それぞれの違いは、ラジオの周波数に例えるならば、FMとAMの違いのようなものです。
 
ラジオのチャンネルを合わせれば番組の音が聞こえますが、ちょっと周波数をずらすだけで、まったく違う番組の音が聞こえてくるでしょう。
 
つまり、それぞれの周波数ごとに受け取ることのできる情報、視点が全く違うわけです。
 
 
 
例えば、あなたが微生物を観察するときに、顕微鏡を使うとします。
微生物の世界にピントをしっかり合わせます。すると微生物の様子が精彩に見え、動きや仕組みまで観察することができます。
 
 
しかし逆に、自分からずっと遠くの山に立っている人の動きを見たいとき、顕微鏡をいくらのぞき込んでも何も見ることができません。
 
 
遠くにいる人を見たいなら、普通は双眼鏡や望遠鏡を使うでしょう。精度の良い双眼鏡を使えば、山に立っている人の動きどころか、口の動きまで精彩に見えてくるかもしれません。
 
 
 
 
双眼鏡と顕微鏡、このふたつの道具の仕組みと使い方は、どちらも同じです。
 
 
しかし、ピント(焦点・周波数)を合わせるレベルによって、まったく違うものが見えてくるのです。
 
 
 
 

他人と話すのも、物理法則を観察するのもチャネリング

f:id:FELICY:20191012125650j:plain

人間は五感を使いこなして他人とコミュニケーションを取っています。

五感をフル活用して、他人がいると認識することで、初めて互いにコミュニケーションが取れますよね。

 

 

五感が失われると、自分以外の人間が存在するという事実さえ認識できなくなってしまうかもしれません。(ヘレン・ケラーが有名ですね)

 

五感はそれぞれが別個に働いてはいますが、五感が連携して働くことができないと、人間は人間の認識している世界に、自分の意識を合わせることが出来なくなってしまいます。ピントを合わせることが出来なくなるのです。

 

 

 

どのような物事も細かく分解して、バラバラにしていくと、また別の世界、事実が見えてきますが、しかしそれは人間が普段認識している世界ではありません。

 

いくら顕微鏡を使って細かく細かく観察しても、そこには人間というものが存在する、という事実は見えてこないのです。五感をバラバラにすると見えてくるのはそのような世界です。

(物事をバラバラにすると事実が見えてくる、という観察法は、ニュートン物理学的方法と言われます)。

 

 

物事を分解していくと確かに細かい事実が見えてきますが、包括的(ホリスティック)な視点は失ってしまうわけです。

 

大企業の運営も同じようなもので、社員ひとり一人を細かく見ても、会社全体の動きは見えてきません。

 

 

 

チャクラやオーラ・内観のレベルで説明すると、

 

内観は、精神を部分分析する手法、起承転結を別個に分別化し、精神の流動の仕組みを観察する方法・・・顕微鏡

オーラは、五感から統合された結果、本人が得ている現実によって作られている精神・感情を観察する方法・・・双眼鏡

チャネリングは、個々の存在全体を一つの情報ととらえて観察する方法・・・望遠鏡

 

 です。

 

 

 

人間の視点、ピントは普通ならば大抵オーラレベルに近い周波数に合っているため、一般の人ならば他人が発露する感情や態度、しぐさ、想念には敏感です。

 

しかし、内観やチャネリングのレベルに視点が合っている人は、普段なかなか見つけられないでしょう。

 

 

 

 

チャネリングって信用できるの?? 

f:id:FELICY:20191012130537j:plain

しかし、チャネリングで得られる情報は本当に信用して良いものなのでしょうか?
 
人によっては、神や宇宙、アカシックレコードにアクセスして情報を受け取っている、またそれを豪語する方もいます。普通の人間が得ることのできない情報へアクセスできる「スキル」を身に着けているのですから、まあ自慢したくなるかもしれませんね。
 
 
しかし、実際にチャネリングを行う上で最も気を付けなければならないのが、その得た情報の精度、正しさです。
 
 
 
例えば、本当に信用できる「存在」とコンタクトできているか?
チャネリングをするときには、常に注意を払わねばなりません。
 
チャネリングで得た情報と、どこの誰かもわからない他人がネットに書き込んだ情報、この両者には、純粋に情報としての信ぴょう性に、実は違いはないのです。
 
 
 
 
あなたは、身体に激痛が走ってどうしようもないとき、そこらへんにほっつき歩いているオッチャンに、どうすればいいか聞きますか?
 
「とりあえず痛み止めでも飲んどいたらええんちゃう?」
 
その言葉を、信じますか?
 
 
 
 
突然かかってきた電話の言うとおりにして、銀行からお金を降ろして会ったこともない他人に財産をすべて渡しますか?
 
 
 
 
 
私ならやりません。
 
 
 
 
チャネリングは、あくまでも本人が合わせられる周波数のレベルに合った存在からのみ情報を得ることができる技術です。
 
ピントを合わせることができない世界には、アクセスすることができません。
 
 
 
自分自身に邪念が強ければ、当然よこしまな想念を持った存在や情報ばかりを受け取ることになります。
 
 
弱い部分、甘い部分や自分でも日頃気付いていないようなこころの歪みがあると、やはり本人のレベルに合った存在が語りかけてくるのです。
 
 
チャネリングができるからと言って、そこから得られた情報が有益・建設的なものとは、まったく限りません。
 
場合によっては本人を著しく混乱に陥れ、たぶらかし、周囲をも巻き込んで悪事を働く存在すらいる世界です。
 
 
 
自分がどのようなつもりで、どんな視点にアクセスしようとしているのか?
 
もしもチャネリングを本気で行うなら、必ず直視しなければならない部分です。
 
 
 
これ、実際に他人と会話をする時も同じですよね?自分がどういうつもりで相手に接するかによって、相手の態度も変わります。
(騙そうとしている?仲良くしたいだけ?怖がっている?利用したい?)
 
 
 
人間は信じたいものだけを信じる傾向があります。それだけでも、受け取った情報の幅は大きく狭まるのです。
 
 
どのような権威であれ、素晴らしい力を持っている人であれ、それが本当に信用するに値するかは、やはり自分自身で一度かみ砕いて、考えてみなければなりません。
 
 
どのような情報でも、必ず自分で考えて、判断することが大切です。
当ブログの無断複写・複製・転載を禁じます。 Copyright © 2018-2020 KAWAKAMI, Yuta, All Rights Reserve