正見識 相手の状態を正しく理解する
世の中、自分が気に入ったものを強要してくる人がいます。
「このアイスが一番おいしいから絶対これ買いなよ!絶対このアイスが一番!他のは不味くて食べられないね!!なんでそんな不味いアイス買ってんの?信じられない!!
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「俺はこの方法でうまくいったんだ!このやり方以外ありえない!!これだけが絶対正しいやり方なんだよ!!それ以外は邪道だ!!いいから俺のいう事を聞け!!つべこべ言うんじゃない!!
本人にとってはそうかもしれません。しかし、それがほかの人にとっても本当に正しいのか?
我々はその可能性から目を背け、いつも盲目のままでいます。
相手が自分の主張を聞き入れないのは必ず何かしら理由があるのです。
それに対して反抗的な思想や意思を持っていたり、単に気に入らないだけかもしれません。
人間関係に齟齬をきたすから聞き入れられないということもあるでしょう。
もしくは聞き入れること自体が本人に著しく害悪をもたらすこともあります。
しかし、相手に強要する人というのは、それが理解できないのです。視野が狭いのです。
その事実を認識できないのです。
物事がうまく運ばないとき、そこに「 悪いやつ 」はいません。
何かしらの原因が必ずあるのです。
日頃から、気に入らん!!という衝動に身を任せず、科学的に、理性的に相手の立場や物事を理解することを心掛けることが大事です。