舎利子 道 自己認識療法のブログ

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【意外と怖い】自覚のない頸椎症と神経圧迫

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長時間のデスクワーク、パソコン作業、車の運転、勉強、スマホやゲーム・・・

 

ずっと下を向いたまま、手だけを使って何かを操作し続けること、日頃から多くないでしょうか?

 

いつも下ばかりを向いて細かい作業に没頭していると、首の筋肉や骨(頸椎)に常に強い負担がかかり続けます。

 

現代人の生活スタイルは、首にとっては拷問と同じです。

ただ生活しているだけでも、首にかなりの強い負担が強いられている方が多いのです。

 

昔と異なり、現代は重労働や肉体労働がだいぶ少なくなりました。しかしその分、狭い部屋にこもって仕事や作業をする時間がかなり長くなっていますよね。

 

悪い姿勢で長時間作業をすると、首の骨や筋肉に強い負荷がかかり続けます。

そして、まず最初に起こるのは首こり、肩こりです。

 

 

頭部というのは意外と重いもので、大体5キロくらいあります。

 

この重いアタマが背骨にまっすぐ乗っている分には、実のところあまり首に負担はかかりません。

しかし、首が前に傾いたり、パソコン操作などで丸い姿勢を続けることによって、背骨が伸びている時の実に数倍以上の負担が首や背中にかかるようになります。(てこの原理)

 

例えば、スーパーで買い物袋いっぱいの食材を買った経験があるでしょう?

袋を手で握って、ただ腕からぶら下げているだけなら、それほど辛くはありません。

しかし、その腕を曲げたり、前に伸ばしたりしたらどうでしょう?5分も支えていられないのではないでしょうか?

 

ストレートネックや猫背の姿勢のままで作業をしている場合、たとえ自覚がなくても、このような強い負担が首や背骨にずーっとかかり続けることになるのです。

 

これだけの重い負担を長時間支え続けることを強いられるのですから、首や肩が固くなって当たり前です。

 

しかし、それでも意外と平気な人、感じない方もいます。

 

すると、今度は首の骨が悲鳴をあげ始めるのです・・・

 

骨と神経

筋肉がガチガチになっても平気な人、あなたは羨ましいでしょうか?

  

痛みはなければいい、というものではありません。

 

もし筋肉に問題が出ても痛みを感じずにいると、何もせずに放っておいてしまいます。結果、長い時間をかけて首の骨に強い負担をかけることになってしまいます。

すると、なんということでしょう!!首の骨が少しずつ変形して、徐々に潰れていくのです!

 

虫歯のようなものだと言えば、分かりやすいでしょうか?

歯はとても硬くて丈夫な骨ですが、虫歯にかかってしまうと意外と脆いですよね?

これは、別に歯だけに限りません。実は全身の骨にも起きうることなのです。

 

首の骨が虫歯のようになる、つまり「変形」してしまうと、今度は頸髄神経の圧迫が始まります。

 

背骨は特に身体を支えるのみならず、脊髄神経をしっかりと支えて守る役割を持っているのです。

 

もしも首の骨に無理な力が掛かり続けることで変形してしまうと、この脊髄神経を守ることが出来なくなってしまうのです・・・

 

頸髄神経の圧迫

首の神経は、身体の全身に繋がっています。

浅いところなら腕や肩、背中の筋肉や皮膚に、より深いところにある神経は、内臓や腸、腹筋をはじめ、足や骨盤にまで神経を伸ばしているのです。

 

首の重い病気(頚椎症性脊髄症、重いムチウチや首の骨折、靭帯骨化症、ヘルニアなど)にかかってしまった場合、手足をはじめとした全身の痛みや筋肉の不調、全身が思うように言うことを聞かなくなったり、内臓のリズムが狂ってしまうことで便秘、下痢、頻尿、多尿などが起こってしまいます。

 

さすがにそこまで重い症状に発展する方は稀です。(その前に痛みに耐えられずに病院へ駆け込むでしょう)が、頚椎症にかかる方は、意外と多いことは知っておいた方が良いかもしれません。

 

少なくとも、軽い症状から気づく方は多くいらっしゃいます。出所がわからない肩や内臓の痛み、腕のしびれ、運動異常、感覚鈍麻など、首の神経は全身に、特に浅い部分は上半身全体に繋がっているものですから、実に様々な痛みや症状が発生することになります。

 

 

結果的に全身の痛みや不調がずっと起こるために集中力は下がり、鈍い痛みが常に襲い掛かってくるためにかなりストレスもたまります。

 

日常生活の満足度、パフォーマンスは嫌でも低下せざるを得ません。

 

首に問題を抱えている人は意外と多い

若くても自覚がないだけで、首が将来問題を起こすだろうと予測できるような方、正直最近は増えています。

 

 

一日数時間以上スマホに首ったけにな方、長時間車を運転する方、デスクワークやパソコン作業で缶詰になっている方は特に頻度が高めです。

 

というより、上記のような方で、首に問題が見られない方、正直見たことがないんですよね・・・(私も同じなんですけどね(^-^;)

 

仕事やライフワークなら仕方のない面があるとはいえ、やはり将来を考えるならば早いうちに対策を打っておくに越したことはありません。

 

カンタンにできる対策はいくつかありますが、最優先するべきなのは、やはり作業を行う姿勢そのものを見直すことです。

 

  • 視線を下に向けなければならないような作業姿勢は避ける
  • 腕を大きく前に伸ばすような姿勢も避ける
  • 首を前に乗り出すような姿勢、背中を曲げるような姿勢も避ける!

 

これだけで、だいぶ予防できます。

 

しかし、これはあくまでも予防です。 

もしも肩や首、腕などに自覚症状がすで発生している方、できるだけ早めに姿勢をチェックしてもらってくださいね?

 

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