五十肩の原因とメカニズム
朝起きたら肩がまったく挙がらない!!
夜中に寝ている時もズキズキして寝られない!!
1か月以上経っているのに一向に治らない!!
これが五十肩によく見られる典型的な症状です。
では、五十肩とはいったい何なのでしょうか?
基本的に、五十肩の原因は肩こりのメカニズムでもお伝えしたように、肩こりが強烈に悪化したもの、と考えていただければわかりやすいと思います。
筋肉が不調のまま、長い間放置して酷使し続けていると、筋肉にできた微小な「傷」が塞がりきらないまま、どんどん傷口を広げて症状を悪化させていくことになります。
筋肉のなかに開いた傷口は徐々に広がりますが、一方酸欠と血流不足が慢性化しているために、細胞が傷を治すことができません・・・
治せる時間もエネルギーもないのです。24時間固まりっぱなしで、ずーっと負担がかかり続けているのですから。
五十肩を患っている方は、腹筋や背筋に問題が見られる方が多いのが特徴です。
体幹の筋肉は本来とても強い筋肉です。その筋肉が身体のゆがみ等が原因で働かなくなり、弱い肩の筋肉に無理やり借金を肩代わりさせているような状態です。
ブラック企業で追いつめられている若手社員のようですね・・・
五十肩は、傷口が深ければ深いほど、どうしても治るのに時間がかかります。
筋肉の深部、果ては骨にまで達してしまった傷を、一朝一夕で回復させることは不可能です。
しかし、身体の歪みを早めに回復させておかないと、ますます治癒が遅れてしまうのも事実です。
場合によっては、完治まで2年越し、最悪筋肉がブッチンと切れてしまい、治療法が手術しかない!、というケースも・・・
逆に、発見が早ければ一回の施術だけですぐに治るものが多いのも五十肩の特徴です!
なかなか治らないと感じる肩の痛みがあるなら、我慢せずに早めの受診をおススメいたします!
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