阿吽の呼吸と契約 第二チャクラ
相手が何も言っていなくても、考えていること、感じていることが手に取るように分かることがあります。暗黙の了解とか、阿吽の呼吸、空気を読むというものですね。
これは、自分がある程度他人の言動や習慣、相手の質を把握し、自分がある意味、適度に相手を管理しているからこそできることです。
この感覚には第二チャクラがきわめて深くかかわっており、特にこの感覚をつかんで用いることが西洋人は苦手です。
逆に言えば、日本人は空気を読みすぎて気を使いすぎる、ともいえるかもしれません。これは文化的な違いも大きく関係しています。
文化や人種によって感覚や価値観は大きく異なるものです。それは、実際に感じているものや考え方が大きく異なるからなのですが、その傾向はチャクラにも極めて強く表れるのです。
日本人は横のつながりを重視する反面、西洋人の場合は縦のつながりの重視しています。
縦のつながりとは、すなわち「契約」のことを指します。
第二チャクラは社会的立場や地位の維持とも深くかかわっており、この立場や地位というのは互いにその概念を共有・管理することにより成立しています。
この共有条件こそが「契約」です。
そのため互いの別々の立場を線引いたうえで、重んずるために発達したのが、契約という概念なのでしょうね。