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オーラヒーリングの限界

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オーラヒーリングは、身体の代謝や循環を高めるための、ある意味では音波、振動を与える治療と言えます。
 
 
振動を与える、すなわち温泉に入って身体を温めたり、ジェットバスや電気風呂に入って代謝を促進したり、または超音波治療器やウォーターベッドに入って身体をリラックスさせる、といった物理療法と似ていると言えます。
 
振動させるものは全く違いますがね。
 
 
 
すなわち身体の代謝を適切に整えるための治療と言えますので、本人の循環代謝によって治療できるもの、例えばケガや癌、精神疾患などは治療の効果が出る可能性があるといえるでしょう。
 
 
しかし、ヒーリングでは絶対的に治療の効果が望めないものがあります。
例えば様々な先天性の病気や、複雑骨折、じん帯が完全に切れているもの(手術が必要)、免疫力だけではもはや排除できないレベルの増殖性の高い腫瘍、虫歯など・・・
 
 
実験できていないので、確証はありませんが、おそらく骨折や捻挫は治癒する速度が上がります。
ただし、オーラ治療をしてもその場でパッと治る、などということはあり得ないわけです。
 
 

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オーラ治療はサイキックではありません。れっきとした物理現象です。
もしも、虫歯が治せるヒーラーがいれば、それはもう神の手です。信じてよいでしょう。
 
 
どのような治療でも同じですが、治療方法の適応と限界(何が可能か?どこまでできるのか?)を知っているからこそ、ゴッドハンドと言われるような最適な治療ができるのです。
 
それが判っていない人は、治療を妄信します。
骨盤矯正なら何でも治る!ヒーリングなら癌でもなんでも治せる!奇跡の治療!というようにね。
 
 
 
すなわち、ヒーリングでは癌であろうがケガであろうが、本人の自己治癒力で治せる限界を超えているものは、治療の効果がないと断言できます。
 
物理的な病気は、物理的に治療するのが最も適切で早く治ります。
 
 
 
心の病も実は全く同じで、循環や代謝を活性化させても治らない心の病気は治せません。
 
 
ヒーリングの適応とその限界、またその非常識さと技術を習得する難しさから、国内では心の治療や祈祷の代わりとして使われるケースが極めて多いのですが、米国の有名なヒーリングの大家は、オーラ治療を専ら物理的な病気に対してのみ行っていました。
 
 
往々にして、本人自身が何が悪いのか?を自覚して習慣を変えなければ、心の病気も治らないことが多いのです。人任せでは治らないのが心の病気の難しいところなのです。
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