権力について とある神学者の言葉
社会的地位、身分、職業、昇進など…偉くなりたいという人は多いんじゃないかとおもいます。
偉くなると今まで以上に自由にでき、他人からあれこれ言われることも少なくなります。
しかし、偉くなる、ということは同時に責任が増えるということでもあります・・・
「
もしもあなたが強き者、権力を持とうとするならば、強者であることの責任を理解しておかなければなりません。
もしもあなたが強い権力を手にしたならば、それを仕えるべき神のために使う、すなわち社会にその恩恵を還元する義務があります。
神に何かをねだり、すがりつく権利を持つのは、弱い人だけです。
あなたが真に権力を持つならば、神にすがるのではなく、万民が幸福となるように責任をもって、知恵を尽くして働かなければなりません。
これがすなわち、神の手足として働き、責務を果たすということです。
」
行動には責任が伴う、特に強い力を持っている人は知らず知らずのうちに周囲に大きな影響を与えるものです。誰かより偉くなった時、他者に対して横暴にならず、自分の行動で不幸な結果をまねかないように気を付けなければなりませんね。